#006  1『宇宙海賊掃討作戦』《第5話


《 2段階作戦》

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女戦士シリーズ
>特殊作戦請負部隊‘ミネルヴァフォース’
1『γ206星域_宇宙海賊掃討作戦』
#006 《第5話》《 2段階作戦》

 マリア司令長官と副長官の切々たる救済の訴えは独立請負戦闘軍の司令長官・ジェネラルの心を捉えたらしく、独立請負戦闘軍フォースインディペンデントとγ206星域第117星系の間で特殊作戦の請負契約を締結する方向で話は速やかに進展した。

しかし契約までの手順や契約をどこで行うかで話は少し紛糾した。
なぜならマリアと副長官は藁おもすがる思いで来てはいるが、フォースインディペンデントの本当の実力を知るわけではないし、果たして星系の命運を託すこの依頼に足るだけのフォースインディペンデントの軍事力と信頼度があるかどうかを、まず大統領以下に証明する必要があったからである。

そのためには、大統領以下の政府関係者が秘密裏にフォースインディペンデント本部を訪問し、その保持する戦闘力の確認ができれば第一ステップは比較的容易にクリアーするだろう事ではあったが、まだお互いの信頼性の確立に至っていない今の段階ではそれも難しかった。
お互いに初めての国家と組織の相互信頼を確保するのはそう簡単ではないのだ。

話し合いの結果、まずは司令長官・ジェネラルが一戦隊を伴って第117星系へと出向き、映像によるデモストレーション等を行って戦力と実力の程を示した上で、第117星系主惑星での契約となった。

 第117星系大統領やマリア司令長官たちの究極の願いは宇宙海賊掃討・撲滅であることは確かだが、これは一星系に過ぎない第117星系が負担しきれるものではないことは明らかで、本来帝国の成すべき責務であり、次のステップとして、2段階作戦とすることとなった。

 作戦の第一段階は言わずもがな、第117星系の星間貿易・輸送の確保、つまり輸送船団の護衛であり、それなくしては第117星系は生き延びることが出来ない。まずは第117星系のライフラインを確実にそして速やかに確保しなければならないのだ。
そして第二段階は宇宙海賊撃退・掃討作戦で、これこそ本命となるべき作戦である。
第一段階作戦だけでは何時までたっても宇宙海賊の脅威は無くならないからだ。

やるべきことはまず速やかに第一段階作戦を締結し、そして第二段階作戦として第117星系が帝国をせっついてフォースインディペンデントと三者での契約締結へと進めていくということが重要だった。

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