特殊作戦請負部隊‘ミネルヴァフォース’#009《第8話》《宇宙海賊撃退》


《宇宙海賊撃退》

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女戦士シリーズ
特殊作戦請負部隊‘ミネルヴァフォース’
#009第一章《第8話》《宇宙海賊撃退》


輸送船団は第一第二ステージを無事通過し、いまは最も危険な通常宇宙空間航行第三ステージの二日目の午後に入っていた。
護衛隊の責任者であるコマンダーI 大尉(Lady_fighter-I略してLaFi I。本名はイメルダ)は旗艦‘ミネルヴァ’のコントロールルームで油断なく多くの情報・映像を伝えてくる複数のスクリーンにゆっくりと目をやりながら、ひとり呟いていた。

「航程の3/4が過ぎて目的地である第117星系首都惑星到着まではあと二日弱だわ。ちょっと拍子抜けの観もしないではないけど、この輸送船団の航行については我がフォースインディペンデントの護衛がつくことはしっかり宣伝がきいているはずだから、今回は海賊共も用心して襲ってこない可能性も充分あるわね。とは言っても気を抜くつもりはないけど。」

そこへ緊急ランプが瞬いたかと思うと、ブザーが鋭く鳴り響くとともに緊迫した声がスピーカーから聞こえてきた。
「緊急通報。緊急通報。正体不明の未確認宇宙船数隻を探知。識別信号に応答がありません。ポジション確認中です。再度の識別確認信号発信命令伝達中です。」

「ポジション確認済。隻数は10隻です。あと10銀河秒以内に応答がない場合緊急警備コマンド4となります、5・4・3・2・1。コマンド4発令、コマンド4発令です。」
新たに緊急ランプが瞬いてブザーが鋭く鳴り響いた。
緊急警備コマンド4とは警備隊の半数が未確認宇宙船への攻撃ポジションへ急行すると共に残りの半数は新たな迎撃ポジションへつくコマンドであり、当然休憩中のものも緊急出動となる。

コマンダーI 大尉は鋭く命令した。
「再度の識別確認信号発信命令発信。」
「攻撃隊はポジション配置までにまだ識別確認ができない場合、配置に着き次第、随時に攻撃開始!」

緊張した静寂が30分程続いた後に再度スピーカーが言った。
「攻撃ポジション配備完了。応答確認なし。攻撃隊は攻撃を開始しました。」
コマンダーI 大尉は静かに言った。
「了解」
戦闘が始まった。

フォースインディペンデントの2隻の最新型特殊戦闘艦とその搭載戦闘機隊12機にとって宇宙海賊とおぼしき未確認宇宙船10隻などは、まるで物の数ではなかった。

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